健康診断(特定診断)に
ついて

特定診断・予防接種

当院では、地方自治体が行う特定健診をはじめ、企業などの事業者が行う雇入時の健診、定期健診などに応じております。健康診断は、ご自身の健康を維持し、病気を早期発見するためにも重要となりますので、年に一度は受けるようにしましょう。なお、詳しくは、事前にお電話にてお尋ね下さい。

必要に応じて総合病院を紹介

当院では、専門性の高い疾患のある方を適切に総合病院などに紹介いたします。なお、健康診断で行われる検査項目の値について疑問を持たれたり、不安に思われる方も多いようです。そのため、当院では受診された方の検査値を踏まえ、生活習慣病のリスクや日常生活の注意点などもアドバイスいたしますので、お気軽にご相談ください。

予防接種について

当院では、主に成人の予防接種としてインフルエンザワクチン、および肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、麻疹風疹ワクチン、ムンプス(おたふく風邪)、水痘(みずぼうそう)、子宮頸がんワクチン等の接種をそれぞれ行っております。なお、在庫がないこともございますので、ご希望の方は、お電話にて事前に予約して下さい。

子宮頸がんワクチン

子宮頸がんは主に性的接触によって起こる、比較的若い女性が発症する割合が高いがんです。自己免疫力で回復しますが、0.1%の割合で癌化すると言われておりその感染を防ぐのが子宮頸がんワクチンです。

1997年から2006年生まれの方で子宮頸がんワクチンを公費で接種希望される方は2024年9までの接種をお願いいたします。尚、2025年4月以降は自費接種となります。

インフルエンザワクチン

インフルエンザを予防する有効な手段の一つに、流行前のワクチン接種があります。インフルエンザウイルスは毎年少しずつ性質を変え、異なるタイプが流行するので、それに対応するために、予防接種も毎年行う必要があります。

なお、接種してから効果が出るまでに約2週間かかり、その効果は約5ヶ月間持続します。日本では例年12月~翌3月頃に流行するので、毎年10月下旬~12月に接種するのが適切でしょう。

肺炎球菌ワクチン

肺炎を予防するには肺炎球菌ワクチンの接種が効果的です。肺炎の原因菌で最も多いとされる肺炎球菌に効果があります。これによって肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぐことが出来ます。

なお、肺炎球菌ワクチンの接種は、1年を通していつでも可能ですが、5年以内に再接種を行うと、注射部位の痛みが強く出るケースがあります。再接種を希望される方は、5年以上の間隔を空けてください。

※高齢者を対象とした成人用肺炎球菌ワクチンは、対象期間内に市町村の契約医療機関や保健所で接種を受けると公費の助成が受けられることがあります。詳細については、お住まいの市区町村にお問い合わせください。